政府は19日、横浜市で28日から開くアフリカ開発会議(TICAD)で、アフリカのコメ生産量を今後10年間で倍増させるため、日本の稲作の技術を伝えるなどの支援計画を提示することを明らかにした。
関係閣僚が20日、海外援助の在り方を協議する「海外経済協力会議」で、アフリカ向けの政府開発援助(ODA)を今後5年で倍増する方針と合わせ正式決定する。
世界的な農産物の価格高騰を受け、アフリカでは食糧の確保が困難になり、暴動が起きた国もある。食糧の増産を図るため、日本のノウハウを役立てることにした。
サハラ砂漠以南のアフリカのコメ生産量は2006年時点で年約1400万トン。これを2倍に増やすため、TICADでは「拡大アフリカ稲作振興イニシアチブ」を打ち出し、乾燥に強く収量が多い「ネリカ米」の普及や改良、かんがい用水の整備などを支援。山あいの狭い土地に「棚田」を作る技術も伝える。
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