刑事裁判に市民が加わる「裁判員制度」の開始(来年五月)まで一年を切りました。被告の刑事責任能力を焦点に、自分が裁判員になったと想定した場合、判断に迷うような二つの裁判が、四月から五月にかけ相次ぎ報じられました。 殺人、死体遺棄罪などに問われた女性被告に対し、東京地裁は刑に問えない心神喪失とした精神鑑定を採用せず、「犯行時は責任能力があった」と懲役十五年の実刑を言い渡しました。 一方、傷害罪など四つの罪に問われた男性被告について、横浜地裁は刑事責任能力を認め...
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