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 山中伸弥京都大教授が、皮膚細胞に4つの遺伝子を組み込んで作製した新型万能細胞「iPS細胞」は、神経のもとになる神経幹細胞から作ると、組み込む遺伝子は2つで済む-。こんな研究を、ドイツのマックスプランク研究所などのチームが、マウス実験を基に英科学誌ネイチャーに29日付で発表した。

 人間の細胞でも同じことが確認できれば、将来の臨床応用に向け、安全性の向上につながる成果だとしている。

 チームは、山中教授が最初に報告した4遺伝子のうち、「Sox2」と「cMyc」と呼ばれる2つの遺伝子が、もともとよく働いているマウスの神経幹細胞を使用。これに残りの「Oct4」と「Klf4」を組み込むと、iPS細胞ができることを突き止めた。

 iPS細胞の安全性向上には、組み込む遺伝子数を減らすこと、特にがん遺伝子であるcMycを入れない手法が模索されている。山中教授もcMyc抜きの3遺伝子で作製に成功している。

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