【プラハ7日共同】セルビア議会は7日、欧州連合(EU)加盟推進派の民主党のミルコ・ツベトコビッチ氏(57)を首相とする新政権を賛成多数で承認した。ツベトコビッチ氏は承認に先立つ施政方針演説で、EU加盟実現を最優先課題として挙げるとともに、EU加盟国の大半が承認したコソボ独立を決して認めない姿勢を打ち出した。
新政権は、EUなどが懸念した極右民族派、セルビア急進党や、反EUの立場を強めたコシュトニツァ前首相のセルビア民主党の入閣を回避し、民主党などの政党連合「欧州のセルビアのために」とセルビア社会党などを中心とした連立。
社会党は旧ミロシェビッチ政権を支えたが、民主的左翼政党としての脱皮を模索しており、かつての政敵同士が手を組んだかたち。
新政権は首相を含む27閣僚。政権ナンバー2の副首相兼内相にセルビア社会党のダチッチ議長が就任。民主党からイェレミッチ外相、シュタノバッツ国防相が留任したほか、同党のドラグティノビッチ財務相など新入閣組が過半数を占めた。
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