神戸市のセルフ式ガソリンスタンドで4月、給油中の客が失火を起こしたのは、店の監視が不十分だったためなどとして、兵庫県警生活環境課は8日、消防法違反容疑で同店と、店を経営する出光興産の子会社「関西アポロ」(大阪市中央区)などを家宅捜索した。
この客は、暫定税率の復活でガソリンが値上がりするのを前に買いだめしようとしていた。客の失火でガソリンスタンド側が強制捜査を受けるのは極めて異例。
失火は4月28日、神戸市北区のスタンドで客の男(49)=同区=が車に載せた金属製の缶に給油中、引火したため発生。従業員が消し止め、けが人はなかった。逃走していた男は翌日に出頭し、県警が失火容疑などで事情を聴いている。
調べでは、従業員らは男の行動がモニターで見えづらかったのに、直接確認するなどの適切な監視を怠った疑いが持たれている。
消防法は客自身が容器にガソリンを入れることを禁じている。
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