医薬専門書出版の南江堂(東京)が、医薬品の解説便覧として知られる同社の「今日の治療薬」と一部内容が酷似し、著作権の侵害に当たるとして、じほう(東京)の「治療薬ハンドブック2008」の出版を差し止める仮処分を申し立て、東京地裁(杉浦正典裁判官)が8日、認める決定をした。
南江堂の弁護士によると、差し止めの対象は漢方薬を取り上げた部分で、便覧形式が似ているほか、薬品名の並べ方が同じという。
決定は「漢方薬の部分を削除しなければ出版できない」としている。
南江堂によると、「今日の治療薬」は1977年から毎年発行され、発行部数は10万部を超える。じほう社も医薬系の専門書を刊行しており、「ハンドブック」の出版は今年初めて。
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