高知県警香南署は15日、硫化水素自殺で同じ市営住宅に住む住民33人を中毒症状にさせたとして、重過失傷害の疑いで香南市香我美町の女子中学生=当時(14)=を容疑者死亡のまま書類送検した。
警察庁によると、硫化水素で第三者を巻き添えにした容疑で書類送検されるのは、仙台市の男性=当時(23)、不起訴=に次いで全国2例目。
調べによると、女子中学生は4月23日夜、市営住宅3階の自宅の浴室で硫化水素を発生させて自殺。屋外に流出したガスで看護助手の女性(31)ら33人を1-3日の硫化水素中毒にさせた疑い。
市営住宅の住民ら175人が一時避難する騒ぎとなり、82人が病院で診察を受け、うち33人に中毒症状があった。14人は入院した。
香南署は「1人の行為が多数の生活者に甚大な被害を及ぼした。硫化水素自殺に対する社会的な警鐘の意味もある」としている。

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