松下電器産業が関西電力大阪発電所跡地(大阪市住之江区)に、パソコンや携帯電話などに使うリチウムイオン電池の工場建設を検討していることが17日、分かった。
リチウム電池は世界的に需要が急拡大しており、松下は競争力強化とシェア拡大には新工場が必要と判断したとみられる。早ければ月内にも正式決定する見通しだ。
松下はリチウム電池で三洋電機、ソニーに次いで世界シェア3位。首位の三洋がリチウム電池を含めた充電池事業に今後3年間で約1250億円の投資を計画し、兵庫県南あわじ市に新工場を建設する方針を固めるなど、競争が激化している。
リチウム電池事業は松下の完全子会社、松下電池工業が担い、新工場も同社が建設する見込み。リチウム電池は、国内では大阪府守口市と和歌山県紀の川市、海外では中国の計3カ所で生産し、2007年度の生産能力は月産2500万個。09年度に3700万個へ高める計画だったが、これに新工場が加われば、さらに能力が増強されることになる。
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