文化審議会(石沢良昭会長)は18日、重要無形文化財保持者(人間国宝)に、木版摺更紗制作者の鈴田滋人氏(54)=佐賀県鹿島市=ら6人を認定するよう渡海紀三朗文部科学相に答申した。鈴田氏は現在活躍中の人間国宝では最年少となる。
木版摺更紗は江戸時代に佐賀鍋島藩の保護で発達した染色技法。芸術性の高さや工芸史上の重要さから今回初めて重要無形文化財に指定される。鈴田氏は初の保持者。
答申はこのほかの分野の人間国宝として、能シテ方で友枝昭世氏(68)=東京都港区=や、箏曲で米川文子さん(81)=本名・操、東京都大田区、蒔絵で室瀬和美氏(57)=東京都新宿区、漆工芸の☆漆(きゅうしつ)で増村紀一郎氏(66)=埼玉県春日部市、彫金で桂盛仁氏(63)=本名・剛、東京都練馬区=をそれぞれ追加認定するよう求めた。
増村氏は父の故益城(本名・成雄)氏に続く親子での認定となる。
これで人間国宝は116人、故人を含めた認定者数は322人。
(注)☆は、髪の友が休
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