介護労働者に関する厚生労働省の有識者研究会(座長・大橋勇雄中央大教授)は18日、中間報告をまとめ「今後の介護報酬改定に際し、安定的な人材確保などの観点を考慮した検討を望みたい」と記し、介護報酬の引き上げを提言した。
介護報酬改定は3年ごとで、次回は来年度。2000年の介護保険制度スタート後、2回連続でマイナス改定だったが、介護現場は低賃金による人手不足が問題化しており、研究会はこれに歯止めをかけたい考えだ。
中間報告では「マイナス改定が経営に深刻な影響を与え、職員の流出を招いた」として「適切な介護報酬改定が必要」と指摘。労働環境の整備も遅れているとして(1)能力や資格に見合う賃金制度の構築(2)腰痛や感染症への対策推進(3)インターンシップ(就業体験)を通じた人材確保-などを提案した。
介護労働者の月給は全産業平均に比べ男性で約12万円、女性で約3万円低く、離職率は21・6%と高いという。
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