一つ一つ積み重ねていけば、いつかは到達すると分かっていても、その時がくればやはり感慨がわいてくる。無味乾燥な数字が輝きだす。 きょう、山陽新聞社は節目を迎えた。紙齢四万五千号。一八七九(明治十二)年一月四日に前身の山陽新報が創刊して以来、「地域とともに」を掲げて刻んできた読者との触れ合いの歴史である。 紙齢一万号となった一九一一年三月三日付の山陽新報は、弾圧に屈することなく守ってきた言論の大切さと読者の支援に対する感謝を強調し、「さらに幾万号の長寿を」と記...

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