石油元売り最大手の新日本石油が10月からガソリンなど石油製品の卸価格を週ごとに改定する方向で検討していることが19日、分かった。これまでは月初に一度改定していたが、市場の実態を反映して頻繁に価格が変わることになる。
関係者によると、ガソリンと灯油、軽油、A重油の4品目について、10月から週ごとの卸価格改定を検討しているほか、これまで石油販売会社と個別に行っていた価格交渉をやめ、東京工業品取引所の先物価格などを基準に卸価格を決める方針という。
新日石はこれまで、原油価格や為替相場の変動幅を翌月の卸価格に反映させていたが、コスト上昇分の卸価格への未転嫁が発生し、石油精製・販売部門の採算が悪化している。
卸価格が一律になることで、価格交渉を省くと同時に、未転嫁を解消する狙い。採算悪化に苦しむ他の元売りも追随する公算が大きい。
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