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 大分県の教員採用汚職事件に絡み、県教育委員会の元教育長(70)が19日までの共同通信の取材に対し、自身が現職時代の県教委の採用試験で、県議らの口利きが最終的に決め手となって合格した受験者もいたと証言した。

 元教育長は1995-2001年に県教委トップを務めた。口利きがあることは就任時に前任者からも説明を受けたといい、長年の慣習になっていたという。

 元教育長によると、当時、受験者の合否は2次試験終了後に教育長を含む県教委幹部らの会議で検討。合否のボーダーラインに試験成績が同程度の受験者が並んだ場合は「口利きがあった受験者を優先して合格させ、採用していた」という。

 口利きは県議や県職員、市町村教育長、PTA会長などから教育長に年間10件近く寄せられ、ほかに教育次長(現教育審議監)らにも働き掛けがあったとしている。

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