命の尊さを描き続けた画家で絵本作家の故八島太郎氏(1908-94年)が、移住先の米国で収集し「日本の子どものために」と残した世界の民芸品約200点を常設展示する施設と保管展示の専門家を、同氏ゆかりの鹿児島県日置市の市民らが探している。
世界各国から渡米した移民が大切にしていた人形など、八島氏が買い集めたコレクションで、生誕100年を記念し日置市の「元外相東郷茂徳記念館」で31日まで展示中。展示会実行委員の石川みどりさん(61)は「100年以上昔の貴重なものもあり、いつでも見てもらえるよう早く常設をかなえたい」と話している。
生前の八島氏からコレクション保管を委任された山田みほ子さん(69)=鹿児島市=は「八島の作品と生き方はヒューマニズムにあふれていた。日本の若い人たちに遺志を引き継いでほしい」と願っている。
問い合わせは、八島太郎生誕100年祭実行委員会、電話099(274)6946。
※写真=故八島太郎氏の民芸品コレクションを整理する石川みどりさん=17日、鹿児島県日置市
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