【ジュネーブ20日共同】19日に行われたイラン核問題をめぐる欧州連合(EU)のソラナ共通外交・安全保障上級代表らと、イランの核交渉責任者ジャリリ最高安全保障委員会事務局長の協議は、欧米側の求めるウラン濃縮活動停止などにイラン側が明確な回答をせず、議論がかみ合わずに不調に終わった。2週間以内の再協議など協議継続では一致したものの、問題解決への道筋は見えないままだ。
従来の方針を変更して、国務省ナンバー3のバーンズ国務次官を協議に派遣した米国のマコーマック国務省報道官は19日、「協力か対立かの選択だ」と述べ、制裁強化をちらつかせながらあらためてイランに濃縮停止を求めた。
これまでも核兵器開発疑惑が指摘されるイランに対し、国連安全保障理事会は制裁決議などでウラン濃縮を停止するよう重ねて要求。それにもかかわらず、イランは濃縮活動を拡大させており、制裁強化による問題解決は困難だ。
※写真=19日、ジュネーブで、イラン核問題をめぐる交渉に臨む同国のジャリリ最高安全保障委員会事務局長(右)と欧州連合(EU)のソラナ共通外交・安全保障上級代表(左)(AP=共同)
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