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暮らし・話題 潮の満ち引きを活用する往時の水上運搬技術を検証するイベントが二十日、鶴見川の下流で行われた。主催グループのうち数人が、自作の木造船で約一一キロを六時間弱で往復した。

 横浜市内の有志を中心とする「鶴見川舟運復活プロジェクト」(長谷川武明会長)が主催するもので、実際に鶴見川へ出て検証するのは今回が初めて。潮の満ち引きの効果が得られる新羽橋(横浜市港北区新羽町)~生麦河口干潟(同鶴見区生麦)を自作の「舟運丸」で行き来した。

 かつてこの区間では潮の満ち引きを活用し、内陸部の物資が舟で運ばれていたという。

 無事に新羽橋までこぎ着けた長谷川会長(72)は「最近では一度もやったことがないことだけに大冒険だった。下りでも上りでも潮の動きが素人でも感じ取れた。検証は成功だった」と満足げに話した。

 舟運は近年、震災時に陸路が閉ざされた場合の物資運搬ルートとして注目され、行政が都心部の川辺に船着き場の整備を進めている。同会では、今回の成果をまとめ情報発信していくという。

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