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政治・行政 福田康夫首相が夏休みを終えて公務に復帰したことを受け、永田町では首相が内閣改造に踏み切るかどうかが大きな関心事になっている。県内議員は甘利明氏(衆院13区)が経済産業相として入閣中で、大幅改造があれば交代もありえる。「入閣適齢期」の県内議員も数人いるが入閣はあるのか。首相の判断に注目が集まっている。

 「私の在任中に課題だけは全部片付けておこうという思いで飛び回っている。おそらく最後のご奉公になろうかと思う」

 十日、都内で開かれた同僚議員のパーティーで甘利氏はこうあいさつ。同氏は安倍晋三内閣発足当初から経産相。改造を念頭に二十一日からの世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉閣僚会合を「最後のご奉公」と位置付け、交代の可能性を示唆したとみられる。

 福田内閣は閣僚十七人中十五人が安倍改造内閣からの再任や横滑りという「居抜き内閣」。「福田カラー」を出す必要性から「改造は行うだろう」(県内中堅議員)という声は強い。しかし、首相は沈黙を守っており、「求心力を高めるにはアッというサプライズがないと。これが難しく、やらない可能性もある」(別の中堅議員)との見方もある。

 抜てき人事は別として、入閣適齢期とされるのは衆院で当選五回、参院で三回が目安。県内では甘利氏や小泉純一郎元首相(11区)、河野洋平議長(17区)を除くと四人が対象者。

 自民党の鈴木恒夫氏(7区)は当選六回。福田内閣発足時も入閣候補として名前が挙がったものの「吉報」は届かなかった。同氏は以前、入閣に対し「何になるかよりも何をするかだ」と執着しない姿勢を示していた。次期衆院選に出馬しないと表明しており、周辺からも「引退宣言している人は選ばないのでは」との声が上がる。

 当選五回の小此木八郎氏(3区)は国対副委員長などとして汗を流している。が、党内には当選五回以上の入閣待望組が多数いることもあり、「あまり目立たなくてもやらなければならない仕事はある」と話す。

 連立与党を組む公明党では衆院当選五回の上田勇氏(6区)と参院当選三回の松あきら氏(神奈川選挙区)が適齢期だが、同党の入閣の割り当ては一つと狭き門だ。

 なお、自民党の衆院当選四回には菅義偉(2区)と田中和徳(10区)、河野太郎(15区)の三氏がいる。菅氏は安倍氏の党総裁就任に尽力、四期ながら総務相に起用された例もある。

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