経済 二十四日未明に発生した岩手北部地震の影響で、神奈川県内にも関連する大手メーカーのグループ工場など一部が操業停止に追い込まれた。各社は他工場の在庫などで商品供給を続ける一方、生産ライン復旧に全力を挙げている。
富士通系の電子デバイスメーカー、富士通メディアデバイスプロダクツ(青森県南部町)は、地震発生直後にラインを停止した。富士通マイクロエレクトロニクスの岩手工場(岩手県金ケ崎町)でも設備の部品破損で操業を停止。ともに出荷への影響を調べている。
NECエレクトロニクス子会社のNECセミコンダクターズ山形(山形県鶴岡市)では、発生直後に一部の製造装置が停止した。通信機器製造のNEC東北(岩手県一関市)も工場の窓ガラス破損で一部設備を止めた。
半導体製造を手掛ける岩手東芝エレクトロニクス(岩手県北上市)が点検のため生産をストップ。プリント配線板製造のメイコーの宮城工場(宮城県石巻市)も工場内の機械が移動したため、操業を一時停止し安全点検を行った。
日産自動車によると、いわき工場(福島県いわき市)、栃木工場(栃木県上三川町)とも設備や建物に被害はなく、生産への影響はない。揺れのあった地域には主要な部品サプライヤーの生産拠点も集中しているが、供給に影響が出る被害情報ないという。
関東自動車工業の岩手工場(岩手県金ケ崎町)では、勤務中の従業員一人が避難の際に頭を打ち軽いけがを負った。設備に損傷はなく、通常通り操業した。
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