福田康夫首相の内閣改造で、米国や中国などは1日、自民党幹事長に起用された麻生太郎氏や高村正彦外相留任などに注目する一方、改造そのものへの関心は各国の間で温度差が目立った。
米政権の対日政策に詳しいマイケル・グリーン前国家安全保障会議アジア上級部長は、高村外相の留任や経済産業相に二階俊博氏が返り咲いたことなどに注目。「国際貢献や経済改革で日本のやる気を国際社会に示してほしい。消極的な、受け身の閣僚は今の日本に必要ない」と言い切った。
ただ、米大統領選が進行中で関心は低く、米メディアは内閣改造を一般ニュースとしてほとんど取り上げなかった。
中国の胡錦濤指導部は、対中関係重視を掲げる福田首相が「福田カラー」を鮮明に打ち出し、両国の連携を加速させることに強い期待感を抱いているとみられる。共産党筋は「高村外相を留任させたのは、日中を含む従来の外交政策を堅持したい福田首相の意思の表れ」と分析した。



























