【シンガポール7日共同】マレーシアの検察当局は7日、同性愛行為をしたとして異常性行為罪で、野党勢力指導者のアンワル元副首相(60)を起訴した。起訴手続きを行ったクアラルンプールの裁判所は、即時に保釈を認めた。
アンワル氏は26日に予定される下院補選への出馬を表明したばかり。起訴されても立候補は可能だが、選挙運動に影響する可能性がある。
起訴状によると、アンワル氏は6月26日、クアラルンプール郊外のマンションで、自分の事務所スタッフだった20代の男性に同性愛行為をした。
アンワル氏は罪状認否で「これは陰謀だ。わたしは無実だ」と述べた。これまでも、同性愛行為の痕跡はなかったとする男性の診断書を公表し「政治的動機に基づく捜査だ」と反発していた。審理は9月10日の予定。
マレーシアでは、国教のイスラム教が禁じる同性愛者らの「異常性行為」は違法で、同意の上でも20年以下の禁固刑などが科される。
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