【パリ、モスクワ20日共同】フランス大統領府によると、ロシアのメドベージェフ大統領は19日、フランスのサルコジ大統領と電話会談し、グルジア・南オセチア自治州をめぐる和平原則に基づいて「追加的な安全保障措置」を行う500人を除き、ロシア軍部隊は22日までに撤退を完了すると述べた。
「撤退」は、グルジアから境界を越えて南オセチアまたはロシア側への移動を指しているとみられる。ロシアがグルジア側に侵攻した部隊の撤退完了時期を示したのは初めてで、迅速な撤退を求める米欧の要求を受け、ようやく一定の譲歩を示した形だ。
ロシア大統領府の発表では、メドベージェフ大統領は電話会談で、平和維持軍の「一部」が、1999年に紛争当事者間で合意した「安全地帯」へ22日までに移動すると説明。残る部隊は南オセチアまたはロシアに撤退するとしている。
「安全地帯」とは、グルジアと南オセチアの境界付近に設けられた緩衝地帯を指すとみられる。
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