【ワシントン19日共同】ブライザ米国務副次官補(欧州・ユーラシア担当)は19日、ワシントン市内で記者会見し、現地から得た最新情報として、グルジアに侵攻したロシアが「撤退を開始した証拠はまだない」と言明、両国が署名した和平原則に基づき、直ちにグルジアから出ていくようロシアに要求した。
副次官補は「ロシアを孤立させたり罰するのが目標ではない」と述べる一方、グルジアへの軍事侵攻は「深刻な代償」を伴うとも明言。ロシアがこうした状況下で国際機関への新規加盟を目指すのは「論理的に矛盾する」と述べ、ロシアの世界貿易機関(WTO)加盟への支持を見直す可能性を暗に警告した。
またグルジアが南オセチア自治州に進攻した後、ロシア軍は「素早くグルジアに侵攻した」とし「同じように素早く撤退すべきだ」と要求。グルジアには10万人を超える避難民があふれているため「人道危機の回避」に向けた措置を講じるようロシアに求めた。
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