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 北海道中央部の然別(しかりべつ)山地の永久凍土から見つかった氷が、国内最古となる約3800年前のものだったことが、独立行政法人「産業技術総合研究所」(茨城県つくば市)の沢田結基研究員の研究で分かり、このほど米国で開かれた国際永久凍土学会で報告された。当時の気候を知る手掛かりとなりそうだ。

 温暖な日本では古い氷が残っていることは少なく、これまで見つかった最古のものは富山県・立山の雪渓で見つかった約1700年前の氷だった。

 沢田さんは北海道大低温科学研究所の研究員だった2005年、然別山地の標高1000メートル付近の斜面で地下約4メートルまでの永久凍土を採取。2・5メートル付近の氷の中にあった植物の葉の年代測定から氷の古さを推定した。氷を構成する酸素や水素の解析から、当時の気温など環境が分かる可能性があるという。

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