【デンバー(米コロラド州)28日共同】米民主党の大統領候補に指名されたオバマ上院議員(47)は、党大会最終日の28日夜(日本時間29日午前)、コロラド州デンバーのアメリカンフットボール競技場で約8万人を前に指名受諾演説を行った。8年間のブッシュ共和党政権の失政を厳しく批判、「変革」を実現し、個々人が夢を追求できる「米国の約束」を再生すると誓った。
オバマ氏は、ブッシュ大統領の下で戦争状態が続き、経済が悪化したことを強調。「今こそ、われわれが米国を変革する時だ。今回の選挙は『米国の約束』を生かし続ける機会だ」と述べ、ホワイトハウスを共和党から奪回する強い決意を表明した。
「変革」実現の具体策として「イラク戦争を責任を持って終結し、アフガニスタンでのテロとの戦いを完遂する」と宣言。
経済政策では「10年で中東の石油への依存を脱却する」ため、「新たなエネルギー源に1500億ドル(約16兆円)を投資する」と約束。「勤労者の95%を対象にした減税」も行う方針を明らかにした。
人種的偏見の残る米国で初の黒人大統領を目指す歴史的な役割を担うオバマ氏はバイデン上院議員(65)との正副大統領候補コンビで8年ぶりの政権奪回へ選挙戦を本格化させる。
※写真=米民主党の大統領候補に指名され、受諾演説するオバマ氏=28日、米コロラド州デンバー(共同)
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