社会 二〇〇六年九月に、横浜市西区の路上で同市内在住のタクシー運転手男性(62)が米海軍ブルーリッジの乗組員だったブランドン・ポール・ブッカー服役囚(24)=当時三等兵曹=に殴られて重傷を負った傷害事件で、男性が同服役囚に損害賠償を求めた訴訟の判決が二十八日、横浜地裁であり、吉田健司裁判長は同服役囚に百三十五万円を支払うよう命じた。
男性は国を相手にも損害賠償を求めており、分離審理されている。
被告側は口頭弁論に出頭せず、判決は「事実を争う意志がない」と認定した上で「料金支払いを免れるために殴ったのは粗暴で悪質」として、治療費、精神的慰謝料など計百三十五万円の損害賠償を命じた。
判決後の会見で、原告代理人は「交通事故の二~三倍の慰謝料が認められた点は評価できる」と話した。
訴えによると、男性は九月十八日早朝、横浜市内で同三等兵曹ら四人を乗せて横浜駅東口に到着。料金を請求したところ顔面を殴られ、鼻の骨を折るなど約一カ月の重傷を負った。
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