茨城県沖約100キロの海底の下で、プレート(岩板)の上にある高さ3000メートルという富士山級の海山(かいざん)が沈み込み、約20年ごとにマグニチュード(M)7級の地震が起きる原因になっているとの研究結果を、東京大地震研究所の望月公廣助教らが29日付の米科学誌サイエンスに発表した。
望月さんによると、この海山は、陸側のプレートの下に沈み込む太平洋プレート上にあり、既に全体が陸側プレートの下に潜り込んだ状態。約70万年前から動き始め、現在も山状のまま沈み込み続けており、ふもと部分が陸側プレートに引っ掛かっている。望月さんは「海山前面のプレート同士が強く固くくっつく固着域として働き、ある時急激にずれて地震を起こしているのではないか」と話している。
望月さんらは、この海域の地殻構造を調査、分析。海面から約10キロの深さの場所で海山が沈み込んでいると突き止めた。
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