社会事件・事故 三十日午後十一時十分ごろ、相模原市相模大野二丁目の路上で女性が血を流して倒れていると、通りがかった男性(31)から一一〇番通報があった。相模原南署員らが駆け付けたところ、同市相模大野一丁目の無職藤村美代子さん(73)が、首を刺され死亡していた。県警捜査一課などは殺人事件と断定。三十一日に同署に特別捜査本部を設置し、九十六人態勢で捜査を始めた。
司法解剖の結果、藤村さんの死因は鋭利な刃物のようなもので首の右側を刺されたことによる失血死。首には複数の傷があり、手にも防御傷とみられる複数の傷があった。死亡時刻は三十日午後十一時ごろとみられる。
これまでの調べでは、藤村さんが倒れていた場所は、自宅から約五十メートルの路上。ズボンにブラウス、ベスト姿で、あおむけに倒れていた。ベストのポケットに自転車の鍵とライターが入っていた。現場近くの路上で藤村さんのバッグが見つかり、別の場所で財布が見つかったという。
藤村さんは夫と長男の三人暮らし。家族の話などによると、同日午後五時ごろに自宅を出て、近くのパチンコ店に出掛けた。その後、同店に夫が訪れて帰宅時間を訪ねた際、午後十時半ごろに帰ると答えたという。
藤村さんは発見現場で殺害されたとみられ、当時、激しい雨が降っていた。特捜本部は、藤村さんが同店から徒歩で帰宅する途中に何者かに襲われたとみており、強盗殺人の可能性も視野に調べている。
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