埼玉県杉戸町で昨年7月、知り合いの女性をはさみで刺殺したとして、殺人罪などに問われた無職内藤正行被告(39)に対し、さいたま地裁(若園敦雄裁判長)は4日、無期懲役(求刑死刑)の判決を言い渡した。
検察側は論告で「動機に酌量の余地はなく、矯正不可能。極刑を避ける理由はない」と指摘。弁護側は「女性から一方的に暴行され、はさみで切りつけられた」として殺人罪については正当防衛が成立すると主張していた。
論告によると、内藤被告は昨年7月18日午前3時半ごろ、杉戸町で、借金をめぐるトラブルから飲食店アルバイト森山妙子さん=当時(44)=の首や頭をはさみで数回刺して殺害するなどした。別の女性2人に対する殺人未遂罪や強姦致傷罪などにも問われていた。
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