【イスラマバード4日共同】パキスタン北西部の部族地域で政府が進める武装勢力に対する軍事作戦に、国軍の特殊部隊がひそかに動員されていたことが4日、分かった。軍や政府の複数の高官が明らかにした。ムシャラフ政権以上に米国が進める「テロとの戦い」に同調した形で、イスラム過激派の反発は必至。テロが増える恐れもある。
武装勢力は隣国アフガニスタンで起きた非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の伊藤和也さん殺害事件への関与も疑われるなど活動を活発化させており、米国など国際社会は「過激派の聖域」壊滅をパキスタン政府に強く求めている。
一方で、軍特殊部隊は昨年7月、過激派が占拠したモスク(イスラム礼拝所)「ラル・マスジード」に突入。女性ら100人以上を殺害したともいわれ、ムシャラフ政権の支持率は急落、辞任に至る一因となった。同政権の強権政治を批判、過激派との対話路線も打ち出していたギラニ政権の変節に国民の批判も高まりそうだ。
※写真=パキスタン北西部の部族地域で、イスラム過激派メンバーをメディアに公開する治安部隊員=8月31日(AP=共同)
他の人はこんなキーワードでこのトピックを見つけました:



























