聴覚障害の身体障害者手帳が不正取得されたとみられる事件で、札幌市の前田幸☆医師(73)の診断に基づき支給された障害年金は、書類が残る2002-07年度の6年間で137人、総額約7億円に上ることが5日までの社会保険庁の調べで分かった。
同庁は、年金の大半が虚偽の記載をした診断書に基づく不正な受給の疑いが強いとみて、詐欺容疑で前田医師を道警に告発する方針。
道社会保険事務局が受給者に対し面接などの調査を実施。既に約130人が受給資格に該当しないとして年金の支給を停止されている。社保庁は今後、受給者の障害の程度を調べ、支給済みの年金の返還請求を行うという。
前田医師については、既に北海道と札幌市が虚偽診断書作成容疑で道警に告発。道警は前田医師の診療所などを家宅捜索している。
(注)☆は日の下に立
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