東証2部上場の大手印刷・通販会社「ウイルコ」(石川県白山市)が、障害者団体の定期刊行物に適用される郵便料金制度「低料第3種郵便物」を利用して、約4年間にわたって同社が販売する化粧品や健康補助食品などのダイレクトメール(DM)を、低料金で同社の顧客などに発送していたことが6日、分かった。
ウイルコによると、大阪市の広告会社を仲介し、大阪府や神戸市の障害者団体が発行する定期刊行物と一緒にDMを、ウイルコと過去に取引があった顧客に、1回あたり数万部を発送していたという。
郵便事業会社によると、ウイルコが利用した料金制度だと、50グラムまでの定形外郵便物の場合、通常120円の料金が8円になる。8割以上が有償で定期刊行物として購読されていることなどが条件だが、ウイルコは発送先の大部分が購読者でないことは認識していたという。
同社の担当者は「低料第3種郵便制度に関する調査や認識不足で、適法だと思い、DMを発送してしまった」と話している。
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