2007年度に家庭内での介護をめぐる虐待などで死亡した65歳以上の高齢者数が27人に上ることが6日、自治体を通じて厚生労働省がまとめた調査で分かった。
いずれも加害者は介護している親族だった。
調査は高齢者虐待防止法に基づくもので、06年度を対象とした初回調査に比べ5人減少したが、虐待件数は704件(5・6%)増の1万3273件だった。高齢者虐待の厳しい実態があらためて浮き彫りになった。
調査結果によると、自治体への相談、通報は1万9971件(1581件増)。
亡くなった27人のうち、殺人は13人。親族との心中は4人だった。このほか介護の放棄による死亡が7人、暴行後に死に至ったケースが3人だった。
1件で複数の高齢者が虐待を受けたケースもあり、被害者数は1万3727人。性別(不明除く)は女性が77・4%にあたる1万626人、男性は3073人だった。被害者全体のうち、要介護認定者は69・2%にあたる9496人だった。
要介護施設などでの虐待件数は62件(8件増)、相談・通報件数は379件(同106件増)で、増加傾向だった。
虐待の内容(複数回答)は、身体的虐待が63・7%、暴言など心理的虐待が38・3%、介護などの放棄28%、財産を取り上げるなど経済的虐待が25・8%の順に多かった。
他の人はこんなキーワードでこのトピックを見つけました:



























