【バルセロナ(スペイン)6日共同】生息状況が分かっている世界の約4万4000種の生物の38%に当たる1万6928種が絶滅の危機にあるとする2008年版の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)を各国政府や環境保護団体で組織する「国際自然保護連合(IUCN)」がまとめ6日、バルセロナで開催中の総会で発表した。
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最新の手法で再評価した哺乳類では、半分の種で数が減少、ジュゴンなど約4分の1にあたる1141が絶滅の危機にあることが判明。米軍普天間飛行場の移設が予定されている沖縄県名護市などで群落が確認されているアオサンゴも初めて掲載された。
絶滅危惧種の数は昨年に比べ622種の増加。IUCNは「人間活動によって生態系に大変なことが起きていることを示している。この流れを変えるため、各国は明確な目標を掲げなくてはならない」と警告した。
顔に腫瘍ができる感染症の拡大で10年間で60%減少したオーストラリアのタスマニアデビルが初めて掲載され、香港を中心に高級魚として取引されているハタの仲間20種も加わった。各地で個体数の減少が深刻な両生類も新たに366種が加わった。
※写真=絶滅の恐れがあるとされたジュゴン=05年7月、沖縄本島北西部沿岸(環境省提供)
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