防衛医大の医療機器発注をめぐる汚職事件で、贈賄容疑で再逮捕された眼科用医療機器販売会社「ヤマト樹脂光学」社長久保村広子容疑者(74)が、同大教授の西川真平容疑者(49)=収賄容疑で逮捕=以外の眼科医にも現金を渡したことをほのめかす供述をしていることが17日、分かった。
警視庁捜査2課の調べに対し「眼科医の重要度や貢献度に応じて謝礼の額を決めていた」との趣旨の供述をしているという。
捜査2課は17日、久保村、西川両容疑者を送検。ヤマト社は全国の国公立病院などに眼科用医療機器や消耗品を納入しており、同課は受注工作の実態解明を進める。
調べでは、久保村容疑者は、国立身体障害者リハビリテーションセンター病院元部長の簗島謙次被告(63)=収賄罪で起訴=に1回当たり15万円ずつ提供していたが、西川容疑者には一度に100万円を手渡したこともあった。
久保村容疑者は「100万円は1回に渡した現金では最高額。防衛医大は重要な取引先だった」と説明。西川容疑者や簗島被告以外にも何らかの名目で現金を渡したことをほのめかしているが、西川容疑者は最高ランクだったという。
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