【ワシントン15日共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は15日、ニューヨークで講演、欧米6カ国・地域の中央銀行による異例の協調利下げで「FRBは再び金融政策の運営姿勢を緩和した」と述べた上で、金融市場安定化に向け「使用可能なあらゆる手段を取り続ける」として追加利下げも辞さない強い決意を示した。
議長は米景気回復のために「金融市場の安定化は重要な第一歩」と述べ、米政府が14日に発表した公的資金による金融機関への資本注入などの金融危機の対策は不可欠だったと繰り返した。
ただ「金融市場が望み通りに安定しても、幅広い景気回復は直ちに起こらない」とも述べ、景気低迷は長期化する公算が大きいと予想。今後数4半期で経済活動が上向くかどうかは「金融情勢次第」との見方を示した。
FRBが15日公表した全米12地区連銀景況報告は、全地区の9月の景気悪化を指摘。米経済は7-9月期から2期連続でマイナス成長となり、深刻な景気後退に陥る恐れが強まっている。



























