東海と北陸を結ぶ高速道路、東海北陸自動車道(愛知県一宮市-富山県小矢部市)が全線開通して5日で1年。1日平均の通行量は約7千台で、開通前に予測した3千台を大きく上回り好調だ。
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古い町並みで知られる高山市と世界遺産の白川村の間を結び、最後の開通区間となった飛騨清見-白川郷インターチェンジ間。中日本高速道路によると、1時間半かかっていた同区間の移動は開通で半分に短縮。総合病院のない白川村は、自動車道開通前は隣接の富山県まで患者を運んでいたが、開通後は高山市への救急搬送件数が2・7倍に増加した。
一方、一部の沿線観光地ではアクセス改善で日帰り客が増加。新型インフルエンザなどによる地元観光業界への打撃に拍車がかかるとの懸念も出ている。
飛騨高山旅館ホテル協同組合(高山市)は「自動車道開通で地元を素通りする客が増えている」と指摘。自動車道まで車で約1時間の下呂温泉(下呂市)なども「素通り」への不安は強い。
高山市荘川町の「ドライブインみぼろ湖」は自動車道開通後の売り上げが4分の1に減ったが、渡辺登社長(62)は「客足減は予想通り」と強調。旅行代理店との連携を強め、新たな客の掘り起こしを目指す。
(共同通信社)
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