万引の増加を受け、警視庁は、倫理学や道徳教育の専門家でつくる調査研究委員会(委員長・坂井昭宏桜美林大教授)を設置し、4日、第1回会合を開いた。提言を受けて、万引を「重大犯罪への入り口」と位置付け、本格的な万引防止対策に乗り出す。
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警視庁によると、都内の万引の検挙・補導人数は最近5年間で増加傾向にあり、昨年は約1万2千人と、2003年の約1・5倍になっている。今年も5月末までに約6千人と昨年を上回るペースで、特に少年の増加が目立っている。
委員会は、これまで「軽微な犯罪」と考えてきた万引への意識を変え、社会全体での取り組みを総合的に考えるのが狙い。警視庁が4月から6月にかけて、捜査員から聞き取った約千件の万引の容疑者の意識調査の結果を分析して、提言をまとめる。
坂井委員長は「小売店の通報態勢など、万引を引き起こさない環境づくりを考えたい」と話した。
(共同通信社)
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